2012/01/22(日)  CATEGORY:神奈川県

【阪東橋】マツモト

横浜橋通商店街は賑やかだった。
人ごみを歩きながら、「本当にこんな所にあるのだろうか?」と半信半疑でした。地図ではこのへんだけど…。

と、目を遣るとそこにはわき道。一瞬、足が止まる。
遠くには「マツモト」の看板が見えました。

外観

マツモト (松本コーヒー)

神奈川県横浜市南区真金町2-12

緩やかな空気がその路地には流れていた。ゆっくり、確かにそこにあるのを確認しながら、ふわふわした足取りでその純喫茶に近づきました。

1回通り過ぎ、クリーニング屋と神社を眺めてからUターン。確認しながら再度近寄る。臆病で好奇心旺盛な猫になったみたいです。

ガラスのあちこち貼られた手書きメニュー。午後1時までのモーニング。磯辺焼きなんてのもある。

テーブル メニュー コーヒー 扉

小さな店にはお客さん数人、奥にはマスターと若い女性(バイトさん?)。明かによそ者の私はそちらには背を向け、入口付近のテーブル席にこっそり腰を下ろしました。

古くからの純喫茶お馴染み、メニューは出てこないパターン。壁にかかったメニューを見る。驚くほど安い。300円のコーヒーに。

窓から路地を行き交う人々を眺めました。乳母車を押すお婆さんが通り過ぎたときは、不思議な感覚に襲われました。

雰囲気に酔ってる部分も多少あるとは思いますが、コーヒーはとても美味しかったです。

そして、知ってる人は知ってると思いますが、もう一つ。これ抜きにマツモトを語れないので書いておきます。

カウンターの照明 カウンターの照明 ケースの前には濱マイク テーブルに置いて濱マイク

マツモトは、ドラマ「私立探偵 濱マイク」のロケ地なのです。

その証拠ともいえるプレートがガラスケースの前に置かれていました。

12話中10話にこの店が登場しているらしい。(まだ見ていないですが、すごく見たくなりました)

マスターにお話を伺うと、濱マイクの熱狂的ファンが数え切れないほど訪れた、という。関西方面から来る人も多いらしい。ただ、理由は分からないが、飛び抜けて名古屋の人が多いとのこと。

マスターはサービス精神旺盛な方で、こちらの興味を持つ話を色々してくれました。

この地の営業は70年近くになること。その前は野毛でも営業していて、その期間も含めると純喫茶としては90年にもなること。

テレビの影響は絶大で、アド街で放送された翌日、店の前に行列ができたこと。雑誌にも何度も取り上げられているが、「散歩の達人」を見て来るお客さんがコンスタントにいること。

メニューの値段表は何十年も変えていないこと。常連のお客さんも多いので、値上げは難しいこと。横浜橋通商店街の個人商店には跡継ぎがなく閉める店も多いこと。そして、マスターは最後にこう言いました。

「うちもです。娘は後を継がないので」と、そばの若い女性の方を向きました。バイトさんだと思っていた女性は娘さんでした。

お話を伺っているうちに、次から次へお客さんが入ってきて忙しくなってきたので、退散することに。帰りには娘さんが見送りをしてくれました。

わき道

利用金額

  • コーヒー 300円

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