浅草橋で喫茶店にフラれ、その流れで「おかず横丁」に行き、どうせだし「佐竹商店街」へ。
これまで「佐竹商店街」を歩く時は新御徒町駅から入っていたのですが、今回初めて逆から入った。「佐竹通り南口」の信号そばから。
私にとっては出口なのですが、生活圏の人にとっては入口の方もいるでしょう。
ちなみに平日の夕方。
「students'store」って、学生の店? 学生服専門店?
営業してる時の写真を見たら、学生服ではないけど、学生向け?のメンズショップでした。
マネキンとペンダントライトが雰囲気ある「高島屋洋装店」。「高島屋百貨店」とは関係ないよね?
古い商店街はどこも衣料品店がやたら多いものですが、佐竹商店街は特に多い。この後も、たくさん出てきます。
好きな一画。
この茶系3色テントのビジュアルが響くんです。こんな純喫茶あったらいいなと思う、端っこが丸い。
バンビのイラストのトイレットペーパー「バンビーナ」。
たまに昭和柄が可愛いチリ紙は見かけるけど、このトイレットペーパーも可愛い。買おうかなと思ったけど、地味に重いのでやめました。代わりに冷蔵庫で使う保存容器を買った。ガンガン使ってます。
隣の「ゼイタク煎餅」
ネーミングのインパクト。使ってる原料がゼイタクなのか? 値段がゼイタクなのか? 煎餅そのものがゼイタクだった時代に誕生した店なのか?
きっとゼイタクな味なんでしょう。そもそもゼイタクを贅沢の意味だと思い込んでるけど合ってる? 戦時中の「欲しがりません勝つまでは」の時代に生まれたネーミングなんじゃないでしょうかね。日本で2番目に古い商店街だし。
「吉田屋モスリン店」の「モスリン」部分にハッとした。
読書家だった頃に読んだ海外の小説の中で「モスリンのドレス」というくだりがあったんです。絹のドレスは金持ち、貧乏人はモスリンのドレスだったような。いい加減な遠い記憶なので間違ってるかもしれませんが(^_^;)。
2021年2月に閉店したのですが、アーケードの下にあるからか劣化もなく3連ロールケーキの装テントはそのまま。
何度か通った時いつも閉まってたんですが、初めて営業してるのを見ました。平日だからでしょうか。
道路を挟んでもう一つのアーケード。新御徒町駅方面に向かいます。
国威発揚。日の丸を連想する「ヒノマルヤ」。と思ったら、昭和8年開店、戦前からある店だったんですね。昨年11月に閉店セールをしてるのを見ましたが、11月末に閉店したんですね。たしか靴屋さんでした。
隣の衣料品店「こまどり」はレモンかライムか可愛くて純喫茶みたいな床。
クリーニング店があり…
何軒あるんでしょうか? 古い商店街は無駄に衣料品店が多い。
無駄に…現在の需要からですよ。栄えていた時代(昭和40~50年頃?)は追いつかないほどの需要があったに違いありません。ただ今でも現役の衣料品店が多いところを見ると、多少なりとも需要があるんでしょう。
こんなに衣料品店があるなら喫茶店が残っていてもいいはずですが、「白根屋」も「中屋洋菓子店」も閉店し残すは1軒しかありません。
その最後の一軒は……
「ファミリースナックロッキー」の電気が消えてる!貼り紙?
とうとうこちらも閉店か…時代の波には抗えなかったんですね。
本日限定の臨時休業でした。ふぅ…焦らせやがる(^_^;)。
「おしゃれの店おおのや」。何度も見てますが、こちらが開いてるのを見た記憶がありません。この感じだと閉店してるんでしょうね。パート2とあるので、パート1もどこかにあったんでしょう。
寂れた商店街と思いきや、それなりに活気のある一画。「PBファーム」というスーパーマーケット。近隣の方の台所なんでしょう。
開けっぴろげなクリーニング店
「掛川綜合食品」と遠くから見えるほど大きな字が建物に書いてありますが、実際の店は「佐藤精肉店」というお肉屋さん。
昔の会社(店?)が閉業した後に開業したんでしょうか。それにしては昭和の雰囲気のお肉屋さんです。
アーケードからの抜け道。秋葉神社の参道にもなっています。
「モードショップ ナカネ」。もううんざりするほど衣料品店多い。
「鳥越せんべい」。煎餅屋さんも2軒目。衣料品店が多過ぎるので2軒位なら、と思ってしまいます。「鳥越」は近くの鳥越神社からのネーミングでしょうか
2022年11月3日。この時点ではまだ閉店してはいなかったのですが、休業状態が続いていました。後に閉店の貼り紙があったと友人に聞きました。
2023年5月。直近の写真ですが、閉店の貼り紙はなくなり、喫茶室のドアにはプチプチと公明党のポスターが貼ってありました。
インベーダーゲームは撤去されたんでしょうか…
さようなら。
タとベの点が♥(ハートマーク)がロマンティックで可愛い「ファッションショップワタナベ」。
「レディスショップ高島屋」。ここはもう閉店してると思いますが、「高島屋洋装店」と関係があるのでしょうか?
中華料理店にありがちな店名「一番」
赤の花柄の床は純喫茶でもたまに見かけます。
そこそこ古い中華料理店に見えますが、看板の後ろに判子屋さんの看板が隠れています。
新しい店でも古い。古い店はより古い。佐竹商店街は日本で2番目に古い商店街ですものね。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
当ブログはリンクフリーです。トップページ、個別ページでもご自由に。
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