尾竹橋通りと尾久橋通りがぶつかる根岸小前交叉点。歩道橋の足元に蔦の生い茂る怪しい外観の「世茂利奈 (せもりな)」。
はて?「せもりな」とはなんぞや? 調べてみた。パスタに使われるセモリナ粉が由来。なーるほど。それで看板にスパゲッティと入っているわけか。「夜露死苦」と同じく当て字というわけですね。分かります。
東京都台東区根岸2-15-7
察するに、セモリナからスパゲッティ押しの喫茶店としてスタートしたっぽい。だが、他にも入口にはカレー、のぼりにはカツ丼。欲張りさんな店である。
シーフードカレーセットにしてみた。
カレーですが、至って普通の家庭の味でした。具は少なめ。
カレーを食べ終わるかどうかの良いタイミングでアイスコーヒーが出てきた。
寡黙なマスターはとっつきやすいタイプではないけど、このくらいの距離感の方がこの狭い店ではいいかもしれない、と思った。
テレビの野球中継を聞きながら、コーヒーを飲み干し店を出た。それにしても、台東区根岸のカバーするエリアの広いこと。ここは鶯谷駅と日暮里駅の中間あたりに位置するけど、三ノ輪交差点も台東区根岸です。
*歩道橋から見下ろした姿
怪しい要素は蔦only あじさいの鉢植えがキレイ。単にマスターが植物が大好きなだけだったりして。蒲田の「屋根裏」のように。
エムケイ
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