近くにあったら、とっくに行ってた。
長年の憧れだった淀屋橋のリスボンを訪問したのは、今年の6月。割と最近の話だ。
大阪府大阪市中央区道修町3-2-1
こうやって書くと、これまで大阪には何度も行ってるのになぜ?という話になる。
平日のみの営業だから、というもっともらしい理由で誤魔化すことは簡単だが、そうすると他の平日営業の喫茶店には行ってること(梅田のアリア等)の言い訳がたたない。
本当の理由は、より強い誘惑に負けた。それだけだった。大阪には魅力的な喫茶店が多い。
今回は誘惑に負けないよう、大阪に着いてからわき目もふらず真っ先にリスボンを目指した。
あれ、一軒家だったの? 勝手に大通りに面した重厚な古いビルの地下にある喫茶店を想像してた。
手作りの木製の看板にぶら下っているのは、モーニングの案内。
これが見たかった。ロゴ入りのリスボンの椅子。
木の背もたれには、翼を左右に広げた鳥とLISBONの文字が彫ってある。同じロゴはパーテーションにも入ってる。
振り返って、自分の座ってる椅子の背もたれを撫でてみた。
塗装が剥げて色が薄くなってる箇所もあるが、これこそ年季の証明。かえって味がある。
メニューは見ずに、モーニングを注文。
ジュワー。厨房から何かを炒める音が聞こえてきた。朝起きてから何も食べていないで、食欲がそそられる。ああ楽しみ。
モーニング登場。
これは珍しい!
食パンの上にハム、目玉焼きが乗る3層構造。ハムや卵は付いてきても、トーストとは別なのが普通で、このように一体化したモーニングは少ない。作る側の手間もかかるだろうし。
食べやすく6等分にカットされてて、マヨネーズも横にちょこんと添えてある。
では、さっそく。
美味しい! ちょうど良い塩気。一口サイズなので、食べやすい。マヨネーズを付けるバーションと付けないバージョン両方を試してみたが、どちらも美味しかった。
これで450円。凄いなあ!
コーヒーはかなりの濃い目。私には濃すぎた。一気には飲めないタイプ。
モーニングがステキ
自ら言うだけあって、たしかにステキなモーニングだった。
近くにあれば毎日だって通うのに……(本当?)。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
当ブログはリンクフリーです。トップページ、個別ページでもご自由に。
コメント
coffee sugar
リスボンですが、恥ずかしながら私がその存在を知ったのは、喫茶関連の書籍を購入したのがきっかけで、つい最近のことなんです。
左右に翼を広げたこの鳥、すごくカッコいいですよね。モーニングのトーストもすごくこだわって作られていますね。ホントにおいしそ~!
こういったこだわりを随所に見られるのが、純喫茶の魅力ですよね!
ああ、私もリスボンでさわやかな朝のひとときを過ごそうかなあ。
次回のブログも楽しみにしております!
2018/10/15 URL 編集
エムケイ
モーニングのトーストはこだわってると思います。
こういう手のこんだものは、たいてい何種類かあるモーニングの中の一番高いものと決まってますが、こちらではこれが通常モーニングメニューです。
大阪在住なのですね。ぜひ一度行ってみてください。
素敵な朝を過ごせますよ。
2018/10/17 URL 編集