秋津と新秋津。
時々どっちがどっちだかゴッチャになるが、西武線とJR武蔵野線の乗り換え駅になる。連絡通路はなく、数100メートルほど外を歩かされるが、これは決して無駄ではなかった。
その移動ルートに沿って場末の飲食店街が形成されており、味のある店とも出会えたからだ。
東京都東村山市秋津町5-12-1
まずその前に位置関係を整理すると、
【清62】志木駅南口>>新座駅南口>>団地交番前(パリス&みづほ)>>清瀬駅北口
【西武線】清瀬>>秋津--(徒歩5分)--【JR武蔵野線】新秋津
西武線の秋津からJR武蔵野線の新秋津に向かっている途中、喫茶店みたいな看板が見えた。
近寄ると、残念。喫茶店ではなくカレーショップだった。
ただ店頭には、コーヒー、トーストといった典型的な喫茶メニューもある。
窓から見える黄色いライトが気になる。カレーなら食べられそう。というか、食べよう。
ここは喫茶と呼んでもよいのでは?
カウンターのみの小さな店だが、コロンと丸っこいライムグリーンの椅子はまさに喫茶店。壁はユニーク。鏡を張り巡らしているのだけど、その鏡も凝ってて□と○が交互に並び、黄色のライトが映りこんでスペーシー。
まるで70年代の喫茶店の内装である。
大体メニューが喫茶だよね?
コーヒー、紅茶、ココア、ミルクにトースト。BLTサンドやレモンスカッシュもある。写真はないが、もちろんカレーメニューも有。カツカレー推し。
隣の先客の男性は、コーヒーとトーストだった。完全に喫茶利用だな。
なら私も喫茶メニューで…とも思ったが、やっぱりカレーにしておこう。コロッケカレーを注文。
黄色いカレーには、揚げ立ての熱々コロッケが乗っている。みじん切りの玉ねぎが一杯で、家庭の味そのもの。普通に美味しかった。
ところで隣の男性喫茶客。
話し好きなのか、ずっとママさんに話しかけていた。そのうちママさんも疲れてきたのか相槌すら打たなくなった。
テレビに安倍首相が登場。
「首相って威張ってられるんでしょうね?」
「…そりゃ、そうでしょう」
以上、シーン。
閉店30分前。
常連のお客さんが入ってきてカツカレーを注文。
「ご飯がもうないのよ」
(あ、もしかしたら私で最後だったのかしら)
「家にご飯があるからいい」。ご飯なしのカツカレーのお持ち帰りしていた。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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コメント
blackcoffee1964
「デリー」と名乗るカレー屋さんにハズレ無しです。カレーマニアとしては行かねば!笑
カウンターのみ…カレー屋なら新橋「スマトラカレー」喫茶店なら人形町「レモン」を思い出します。
2018/09/06 URL 編集
エムケイ
カウンターだけだと入りにくいですが、乗り換えの途中にある便の良い場所なので、それなりにお客さんは入ってます。
食べログでは、日・祝休みになってるけど、日曜日もやってます。
2回やってるのを見ました。
家庭的なオーソドックスなタイプなので、外れはないと思います。
2018/09/07 URL 編集