郡山っていえば福島県じゃないの?
ところが直前に知った事実。郡山は奈良県にもあった。
「珈琲と果汁 スギ」の後、JR奈良駅から大和八木に向かった。その乗り換え駅が郡山だったが、同じ郡山駅なのにJRと近鉄が離れすぎてて、少しもそのつもりはなかったのに結果軽い散策になってしまった。今回はその話。
JR側からスタート。一応商店街みたいだけど、人気のない長閑な風景。
抜け落ちてて、何屋さんだったのか思い出せないけど、文房具店だったかな? ぼちぼちやってるという雰囲気。
衣料品店
不意に喫茶店あらわる。見た目とミスマッチな「レモン」。さきもあるしスルーで(^_^;)
横長の店、ツルガセメント。その下には大和金物という表記も。文字が浮き出て影になってるのが迫力あった。
エンブレムは鷹。
「そとぼり」という喫茶店あり。さっきのレモンもだけど、入るかどうしようか少しも迷わないという(^_^;)
わき道が城下町みたいな雰囲気がする。「そとぼり」は外堀のことなのかもしれない。
(近鉄郡山の向こうに郡山城跡がある)
ずっと地味だったが、ここでやっと華やいできた。和菓子屋さんとつながっている隣の建物の窓の面格子がロマンティック。
洋菓子店だと勘違いしそうなロマンチック・クリーニング店「フランス屋」。アイロンのイラストが素敵。
タマノ井酢
たばこ、たばこ、たばこ、塩。
柳町商店街というアーチが見えてくる。活気が出てきて、段々と商店街らしくなってくる。
ローリェ。そんな店名の喫茶店が山形県にあったなぁ。
近鉄郡山駅に着くと、JRとは違い、駅前らしく賑やかだった。
INNOという喫茶店があった。
隣にはタクシー会社の郡山交通。
目の前は駅の改札だが、1軒気になる喫茶店があるのでそちらへ。
近鉄郡山南商店街
思いがけぬ場末ぷんぷんな風景の中に気になる喫茶店が紛れている。
「コーヒー&カレー 喫茶さわい」。こちらがお目当てなのだが、電柱の看板の錆び具合にそそられ、うっかり入店前に写真を撮ってしまった。その様子を少し離れた場所からじーっと見ていてる女性がいた。
あっ!
そのまま店に入っていった。
えー! もしかしてママさん?
あー。まただ。何度も同じミスをおかしてしまう。入る前から不審者というイメージを植え付けてしまった。せっかく入る気満々だったけど、マイナスの印象から挽回できるハートの強さを私は持ち合わせていないので、目の前にありながら泣く泣くスルー。時間を置いてもう一回来るかあ…。
せっかくなので別角度からもう一枚。真正面からだと中から丸見えで、それこそ1年位かけて記憶を消さないといけなくなってしまうので、思いっきり端から。なんか全然店が写ってないんだけど…。
ところがこんなに気を回しても全ては無駄だった。夕方もう一度来たら閉まっていた。果たして次はあるのだろうか?
近くには、現役なのか廃店舗なのか判断できないおんぼろな店舗があった。
ホルモン、ビールという文字がうっすら読み取れる。
純喫茶巡りの時間は限られている。さあ気を取り直して大和八木へ。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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