【縮景園前】純喫茶 なすな恋 (閉店)

さて、広島最終日。外を眺めながら路面電車に揺られていた。すると縮景園前で停車直前、紫の庇が見えた。純喫茶に違いない!!!!!!と慌てて下車。

なすな恋・外観

純喫茶 なすな恋

広島県広島市中区上八丁堀3-12 (縮景園前)
※2011年8月20日閉店

なすな恋・ゆっくり ゆっくり なつかしい

ゆっくり ゆっくり なつかしい 「純喫茶 なすな恋」。 なすな恋? どういう意味だろう? ナスナコイ?

けど、意味なんてどうでもいい!!!  「おりてみんさい」の一言に逆らえるわけがない。

暗闇の地下に向かって階段をおりる。

なすな恋・看板 なすな恋・照明 なすな恋・COFFEE SNACK

階段脇の「COFFEE SNACK」。めちゃくちゃカッコイイ

なすな恋・和照明 なすな恋・和照明

階段降りると、薄ぼんやりした和の照明。妖しげなショーケースもあり。

灯篭まで。

こ、ここは一体……

なすな恋・灯篭 なすな恋・店内 なすな恋・店内日本人形等 なすな恋・店内 なすな恋・水 なすな恋・扇形の照明 なすな恋・床

席に着くまで、ただ、ただ、圧倒された。障子戸や飾り棚あり。壁には能面みたいなのも。日本人形、大仏の絵。皿は古伊万里か。扇形の照明。植物があちこち。和ベースの和洋折衷。お客さんは誰もいなくて、初老のマダムだけ奥から出てきた。この方がなんとも品が良くたおやかな雰囲気の女性で、生まれ育ちも良いのではなかろうか?まるで元華族のお姫様がそのまま歳をとられたような方。

なすな恋・店内

テーブルにも壁にもメニューはなかったが、この空間にいれればそれだけで満足とばかりに、ろくろく確認せずボーーっとしながらアイスコーヒーを注文しました。「甘いですが、よろしいですか?」と聞かれても、ただただうなずくばかり。しばらくしてアイスコーヒーをもってきたマダムの手を見ると爪には真っ赤なマニキュア。素敵…。

なすな恋・アイスコーヒー

こんな異空間で飲むアイスコーヒーは格別でした。雅楽が似合いそうな雰囲気なのに、店内のBGMがラジオだったりと不釣合いなのも面白い。(しかもリスナーの俗っぽい投稿が読まれていた)

お客さんもいなかったので、お会計の後お願いして、店内の写真をまとめ撮り。してる最中、マダムがカウンターの奥に「写真ですって」と話してる声が聞こえ振り返ると、マスターが。マスターは白髪の蓬髪(内田裕也にクリソツ)。なんとまぁ!この店にふさわしいこと。またもや感動。

広島純喫茶では「純喫茶パール」が私の中の不動の1位だが、この純喫茶なすな恋、こちらもなかなかです。

モーニングサービスもあるようです。7:00~11:00
なすな恋・モーニングの案内

店名のなすな恋ですが、東京に帰ってから調べてみました。おそらくはここから取ってるのではないかと。

恋や恋なすな恋」(1962)
人形浄瑠璃の不朽の名作『芦屋道満大内鑑』及び清元の古典『保名狂乱』を素材にしたもので、「婦系図」の依田義賢が脚本を執筆、「宮本武蔵(1961)」の内田吐夢が監督した世話もの。

恋や恋なすな恋 Movie Walker

要は人形浄瑠璃の世界ってことですね。

利用金額

  • アイスコーヒー 400円

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