2010年5月30日。船橋駅南口を喫茶店中心に散策したものの、当時は普通というか大したことないと思っていたので、何の感動もなく機械的に写真を撮っていた。
が、年月を経た今見返すと、急に輝き価値あるものに思えてきたので、この機会に放出。
「コーヒーショップ グレース船橋店」
この日は休み。日曜日だから? 今も昔も喫茶店は日曜日を定休日にすることが多い。でもビジネス街ならともかく繁華街もある船橋駅南口なら日曜日こそ営業していて欲しいのだが…とガッカリしながら、翌週土曜日にリベンジ訪問した(⇒2010年6月訪問したときの記事)。
※2016年11月閉店
「お食事とお酒の店 ジュリアン」という看板を見付ける。
ビルの2階。1階が吉野家。こちらはOPENになっていたが入らずスルー。なぜ入らなかったのか理由は覚えていないが、多分看板にある「お酒の店」というキャッチコピーが気に入らなかったんじゃないかと思っている。
某キャラクターを彷彿とさせるが、ギリOKな少女を使ったビューティーサロン(美容室)の看板。
右手にくし、左手にドライヤーを持ち、肘が可動式になっており、顔の前で交差。ついつい動きを見ちゃう。こういうのなんか好き。まだあるのかな?
市民文化ホールの向かい、大通りからは少し入り組んだくねくねしたカーブで見かけた「COFFEE ブリッジ PUB」。
遠くから見たとき一瞬小躍りしたが、よくよく近付いて見てみると、「募集 体験入店できます 当日・日払いです 18~35才まで」
これはどう見ても喫茶はやってないね、パブ専業の様子。
このときは深くは考えていなかったが、今考えると、店名のブリッジは船橋の橋が由来に違いない。地元愛の強い店だったのかも?
※2017年1月にはビルは残っていたが、ブリッジの看板は消えていた。
「コーヒー&フード サウサリート」
こちらも喫茶店で営業中だったが、なんとなくスルー。今なら到底考えられないことだが、当時は喫茶店に関して理想が高く、やたら選り好みをしており、ちょっとやそっとじゃ入らなかった。
※2017年1月営業。小さな変化があった。この写真ではキャラバンコーヒーだったが、現在はキーコーヒー(⇒2017年1月訪問したときの記事)。
そして、前々回の記事でも書いた「You Coffee(ユーコーヒー)」。こちらはサウサリートと同じ並びにあり、徒歩約30秒という至近距離。(⇒2016年5月訪問したときの記事)
※2016年閉店
知っていないと偶然見付けるのは難しいかも。ちょっと奥まった目立たない場所にある「モナリザ」。
店名の怪しさに惹かれて何軒もスルーしてここまで来たが、店の前にはイタリアンを思わせるトマトを象ったメニューボードがあり、洋食店のようで健全そうな雰囲気。
椅子の背がゴブラン織りの純喫茶的な内装。好きな要素はたくさんあるんだけど、やはり健全すぎる。もう少し薄暗く寂れた感じの方が好みかなあ…という贅沢な感想。
ケーキセットをいただいた。
※2017年1月営業(⇒2017年1月再訪問したときの記事)
昨年は私が知る限りでも船橋南口だけでも「グレース」「ユーコーヒー」、新船橋の「らんぷ」(未訪問)が閉店している。
もっと過去に遡ると、「多分(私が)好きだと思うよ」と勧められていたのに、いつか行けたらいいなあと油断していたら閉店してしまった「セピア」。こちらは跡形も残っていない。
船橋から純喫茶の数は一気に減った。今後も閉店の流れは止まらないだろう。そう考えると今営業している純喫茶の希少価値ががぜん上がってくる
次回からは、今年1月に訪れた南口の純喫茶を続けて2軒レポートする。
(北口の「喫茶室よしの」は営業していたが、昨年訪問したばかりなので今回は割愛)
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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コメント
あかりのママ
油断大敵です。近いからいつでも行ける的考えは封印します。
西船橋のグレース、1/28,29は臨時閉店でした。ビルを工事してました。ひさしは緑色でした。
2017/02/03 URL 編集
エムケイ
西船橋のグレースもいつか行きたいと思います。
メトロ東西線の終点なので、メトロ24時間券を駆使して。
2017/02/05 URL 編集