【梅屋敷】珈琲専科 ポルシェ

ベンツがあるなら、ポルシェだってある。

どうせならドイツ車繋がりで連続させようと、1月に訪問した純喫茶を今更ながら引っ張り出してみた。

梅屋敷「珈琲専科 ポルシェ」。

梅屋敷・ポルシェ

珈琲専科 ポルシェ(PORSCHE)

東京都大田区大森中2-23-8

ここは人通りの少ない住宅街。目と鼻の先には賑やかな商店街があるが、ほんのちょっとわき道にそれただけでこの静けさ。

木の陰でひっそりと佇んでおり、店頭ではお馴染みのキーコーヒーと店名が交互に現れるサイコロ型の看板がくるくる回っていた。

梅屋敷・ポルシェ2

珈琲専科の一文字一文字色違いというのがポイント高し。

前回は外観からして全力ベンツ推しだったが、こちらには「我こそポルシェ」的なアピールは特になし。もしかしたらポルシェには、車以外にも私には知らない別の意味があるのかしら?

梅屋敷・ポルシェ3

……なわけはなく、やっぱりポルシェはポルシェだった。

梅屋敷・ポルシェ4

壁にはポルシェのエンブレム。

と、いかにも知ったかぶりして書いてるが、ポルシェ自体まともに直視した経験がない私には、即座にこれがポルシェの正統エンブレムだと分からなかった。それよりは溜池山王のシーザーのエンブレムに似てるな、と思った。

ここで新事実。

ポルシェとフェラーリのエンブレムはそっくり。⇒参考記事

よくよく見比べると、シーザーのエンブレムはフェラーリに似ていた。シーザー→古代ローマ→イタリア→フェラーリの流れの可能性大。

そしてまたもやシーザー繋がりで余計なの見付けてしまった。昔シーザーという競走馬(1957年5月18日生まれ)がいたらしい。う~ん。こうなるとシーザーのエンブレムも単純にイタリア車だからフェラーリに似せたというより、もっと回りくどい経緯であの馬に行き着いたのかもしれない。一度この辺聞いてみたい。

……おっと、いけない、いけない。いつの間にかわき道にそれて、シーザーの話になってた。軌道修正。ポルシェに話を戻す。

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全体のテイストは、ウッディーなログハウス調。物凄くレトロまでではないが、程よく薄暗く雰囲気がある。割と好き。

なぜか折り紙で作った小さな忍者が飾ってあった。

ポルシェの主張は希薄で、落ち着いた雰囲気を損なうことなく、しっとりと溶け込んでいた。

梅屋敷・ポルシェ9

カップにもポルシェ感はなし。

オールディーズの流れる店内でコーヒーをいただく。

カウンターの中のマスターは音楽に合わせて鼻歌を歌っていた。

梅屋敷・ポルシェ

マッチは壁のエンブレムとお揃い。

ポルシェ愛ゆえ? 忠実に模写したのかもしれないが、中心の馬に鋭さがなく、子供の遊ぶ木馬みたいな下手ウマなのが可愛い。

「ポルシェがお好きなんですか?」
それこそ何万回となく聞かれたであろう、なんのヒネリもない間抜けな質問をマスターにぶつけると、

「以前乗ってたんですよ」と笑顔で返してくれた。

利用金額

  • コーヒー (値段は忘れたが、標準的価格)

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コメント

あかりのママ

No title
ベンツは主張しまくりなのに、ポルシェは主張が希薄なのが面白いです、対極的ですね。

エムケイ

> あかりのママさん
ポルシェも主張してるのかもしれませんが、そんなに感じませんでした。

私が単純にポルシェのエンブレムを知らなかった、後から知ったというのもありますが。

ん~でもベンツの方はカウンターから本物のベンツが見えたりするので、向こうの方が主張が凄かったと思います。
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