【水天宮前】サンドウィッチパーラー まつむら

昨年１２月にスタートした出勤前の喫茶モーニングは、辛い辛いと音を上げつつも、いい感じに習慣化。

都心にあり、朝８時までに営業する喫茶店が条件だが、早ければ早いほど良い。

嬉しいことにまつむらは朝７時オープン。さすがパン屋。早起きと相性が良い。ここなら時間を気にせず優雅な時間が過ごせる。

「サンドウィッチパーラー」と銘打っているが、サンドウィッチのみ限定ではなく、店内のパンすべてが対象（売り切れ次第終了）。

早い時間が狙い目。

以前土曜の午後１時過ぎに訪れたが、パンの棚はほとんど空っぽ。残るは何個か残ったサンドイッチのみ。残り物といった妥協の思いがぬぐえず(-_-;)。１年も経っての満を持しての再訪問。

（そういえばあの時小学生ぐらいの男の子が入ってきて、「ちくわドック！　ちくわドック！」と連呼し、お店の人が「もうないんだ、ゴメンね」と謝る場を目撃。あれからあの子はちくわドック食べられたのだろうか。ところでちくわって、あの竹輪？）

ドアの傘のシールがレトロで可愛い。

７時３０分過ぎに店に入ったが、前回とは打って変わっての充実ぶり。棚には焼きたての美味しそうなパンが並ぶ。すごく迷った。焼きそばロールにするか、生野菜ロールにするか、リンゴサラダロールにするか。朝からは重そうなハンバーガーもあるし、コロッケ単品(?)もある。あーでもない、こーでもない。その上、後ろから続々と焼きたてのパンが運ばれてくるではないか！　ますます悩むが、これまた楽しい時間。

結局は生野菜ロールを昼食用にテイクアウト、リンゴサラダロールを店内で食べることに決定。

レジにて先払いでお会計。コーヒー２２０円を一緒に注文。

席数は２０～３０程度のまずまずのキャパ。

内装は簡素なもので、飾り気はなし。昔から使っていたような重厚な喫茶店タイプの椅子と、後から足したような家庭のダイニング的な椅子とが混在している。

BGMはジャズ。

この日の朝食。

コーヒーはご主人（おじいちゃん）が席まで持ってきてくれた。

純喫茶のモーニングが続くとトーストばかりになってしまうので、こういった惣菜パンはとても新鮮。

出来立てなのでパンもふわふわ。柔らかすぎるあまり、手でつかむと中身がブリンと弾け、１度はキュウリを床に、１度はリンゴを隣の椅子に飛ばしてしまった。

デザートには自家製プリン（105円）。
※レジにて注文

スプーンの侵入を拒むがごとく弾力があって固い。甘さ控えめな卵感のある素朴な味は、まさに昔ながらのプリン。これぞ求めていたもの！

毎日食べても飽きない自信あり。

実は喫茶好きの友達から、１年前にここのプリンを勧められ、さらに年末にも念を押されていたが、納得。

朝のパン屋は活気があった。

OLらしき方、ご近所らしき方がパンを求めて次々入ってくる。パンのトレイを持って席に着き、せっかちに朝食を摂るサラリーマン。

この日は休み明けの初出勤。いい感じにお正月ボケをスッキリしゃっきり仕事モードに変えてくれた。

店名入りお手拭き。

１年前はこちらだったが、今回は時折他店でも見かけるバラのイラストの入った汎用品だった。なくなっちゃたのだろうか？　残念。