【常盤平】フルーツパーラー ポポ （閉店）

なんといっても、外観に惚れてまうやろ（死語スミマセン）。

列車のイラスト。もしやポポ…。汽車ポッポという意味なのかしら？

ショーケースには招き猫～～

さて、入店。

赤い椅子が並ぶ。キッチュ。好みすぎる。

ドリンク・フード共に多くてかなり迷ったが、フルーツパフェを注文。あっという間に食べ終わる。でも、もっとこの空間にいたくなった。不思議な懐かしい気分に襲われ、どうしようもない。コーヒーを追加した。おしるこの貼り紙も心惹かれたが、さすがに糖分はこれ以上は無理。

音楽の趣味がとても良かった。ジャズが心地良いのである。

常連さんらしきお客さんもちらほら入っては出、入っては出。ほんわかした雰囲気のマダムとポツポツ世間話しているのが聞こえた。マスターはテーブルで黙々と作業。みなそれぞれの時間を過ごしている。

居心地が良すぎて、ひたすら本を黙々と読み続けた。1時間くらい。

夕方になり西日で店内はオレンジ色になってきた。

お会計のとき、紹介されて来たということ、とても素敵な店だと思うと伝えた。「もう40年にもなるけど、古くて」とマダムが恥ずかしがっていました。

お店を出てからこの看板の写真を撮っていると、「何を撮ってるの？」と声をかけられた。隣の床屋のおばあちゃんでした。少し世間話をする。「このあたりも昔は個人営業の店がいっぱいあったんだけど、跡継ぎがいなくてどんどん閉めちゃうのよね」と言ってました。

そしてもう1軒は後日紹介します。こちらも素敵でした。びょんろぐ様に感謝。